当院ではフットケア・創傷ケアに関して、長年の実績があります。
2009年からは透析患者さんのフットケアを開始。看護師の定期観察に加え、ABIやSPPの測定を行います。血流障害が疑われる場合は連携医療機関である東邦大学医療センター大橋病院で下肢動脈血流エコー行い、血流評価を実施しています。
創傷治療では持続陰圧療法を積極的に取り入れ、在宅下での治療を目指し、フットケアとともに患者さんのQOL維持を図っております。外科的血行再建や切断に関しても江戸川病院・杏林大学医学部付属病院と連携を図り、専門的な治療を行います。
また、当院では2016年4月からの透析患者さんの下肢動脈疾患重症化予防加算の施設基準を満たしており、下肢血行再建後にはLDLアフェレーシスを併用した治療を行っております。
専門的治療が必要になった場合は東邦大学医療センター大橋病院循環器内科や杏林大学医学部附属病院形成外科と連携をとっています。