透析医療

治療内容について

日帰り血管治療について

透析治療を受けるためのパスキュラーアクセスは非常に大事にしなければなりません。当院では専門医がPTA(経皮的血管内治療)-シャント手術,長期留置カテーテル挿入術などの治療を日帰り治療で行っております。日帰り手術ができない人工血管や動脈表在化に関しては必要に応じて連携している病院をご紹介します。

Ⅰ.当院で行える日帰り血管治療

  • 1、PTA (経皮的血管内治療)とは
    この治療は細くなったシャントやグラフトの狭窄部位に対して行います。狭窄部位へ管を通して血管の内側から風船(バルーン)を用いて広げる治療です。
    (30分から1時間程度で終了します)
  • 2、シャント手術とは
    皮膚切開し動脈と静脈を繋ぎ合わせる手術です。動脈の血液が静脈に流れ込み血管が太くなることで透析するための針が刺せるようになります。
    (1.5時間~2時間程度で終了します)
  • 3、長期留置カテーテル挿入術とは
    心臓に戻る太い血管にカテーテルを挿入し、身体の中に埋め込むことでぬけないよう長期にわたって使用できるようにする手術です。透析の開始時にはカテーテルと血液回路を直接接続するだけなので、穿刺のような痛みはありません。
    (1-2時間程度で終了します)

バスキュラーアクセスについて

当院では専門医が下記のバスキュラーアクセス関連の治療・検査を行っております。対象患者さんがおられる場合はお気軽にご相談ください。

治療内容 手術日
内シャント造設術 随時 ※入院の必要なし
PTA(経皮的血管内拡張術) 月・火・木・金 13時〜
長期留置型カテーテル挿入術 随時 ※入院の必要なし
シャントエコー 随時

バスキュラーアクセス関連の治療・検査について詳細はお問い合わせください。

医院の特徴

透析室の特徴

  • 大学病院、高機能病院以外では数少ない日本透析医学会教育認定施設に登録されており、透析学会認定指導医、専門医が診療にあたり、高度な医療の提供を行います。
  • 通院送迎サービスを行っております。
  • 午前、午後、夜間透析行なっております。旅行透析も受け入れております。
  • 外来での透析導入も行っております。
  • 他に類をみない透析看護体制で臨んでおります。
  • 足の潰瘍や壊疽に対し、日本でも有数のフットケアチームをもち、予防、早期発見、治療に努めています。
  • シャントなどブラッドアクセスの管理・日帰り治療も行っております。
  • 52床の人工透析を完備し、さまざまな血液浄化療法を行っております。
  • オンラインHDF(血液濾過透析)対応の日機装社製透析機器、コンピューターシステムを導入しております。
  • 専門のソーシャルワーカーがさまざまな医療コーディネートを行っています。
  • 高度な医療の提供
    大学病院、高機能病院以外では数少ない日本透析医学会教育認定施設に登録されており、透析学会認定指導医、専門医が診察にあたります。
  • 透析導入
    入院を必要とせず日帰り治療にて透析導入できます。
  • 医療コーディネート
    資格を持ったソーシャルワーカーが、送迎の調整、在宅連携をコーディネー トします。
  • オンライン HDF
    超純水透析液基準(日本透析医会ガイドライン) を満たした透析液を用いて オンライン HDFを行っています。
  • 特殊血液浄化療法
    オンライン HDFのみならず、LDL アフェレーシス、白血球吸着、腹水濾過濃縮再静注法(CART)、血漿交換、 β2-MG 吸着療法など幅広く行っています。
  • バスキュラーアクセス
    シャント、グラフトの管理、日帰り血管治療を行っています。
  • フットケア
    日本でも有数のフットケアチームを持ち、傷の早期発見、治療に努めています。

透析室での看護について

透析看護師長から皆様へ

透析看護師長から皆様へ

看護師長
土屋真奈美

当院では皆様に喜ばれ安心して透析治療を受けていただけるよう、3つの目標に沿って日々のケアを行っています。

安全で安楽な透析療法の提供と合併症の予防・早期発見を行う
当院では毎年透析関連の学会や専門誌に研究発表を行うなどして、新しい知識や技術を皆様に提供しています。また当院では透析看護について専門的に学んだ透析療法指導看護師や透析療法の技術について学んだ透析認定士、フットケアの専門的知識・技術を習得したフットケア指導士など、透析に関する有資格者を配した看護体制で臨んでおります。

透析を受けている方の自己管理力の確立と向上を行う
当院ではプライマリーナーシング(担当受け持ち看護方式)を行っています。担当看護師は皆様が順調に透析を行い、健やかな毎日を送っていただくために、水分や食事・服薬などについて医療者主導ではなく、皆様と共に考え問題を解決できるようにしています。

透析を受けている方とそのご家族が安心して治療が受けられるように支援を行う
加齢や病状によってお一人での通院が困難な方・ご家族の介護負担が大きくなっている場合など、必要に応じて医療相談員(MSW)と連携して通院ヘルパーを利用するなどのご相談をお受けしております。その他、透析を受ける上でお困りのことについてご相談・お手伝いをいたします。

「透析を受けている方と共に歩む」をモットーに、療養生活をサポートし、当院の理念である地域の皆様のための医療に透析看護を通じて貢献していきます。

フットケア・創傷ケアについて

医療従事者の方へ

当院ではフットケア・創傷ケアに関して、長年の実績があります。
2009年からは透析患者さんのフットケアを開始。看護師の定期観察に加え、ABIやSPPの測定を行います。血流障害が疑われる場合は連携医療機関である東邦大学医療センター大橋病院で下肢動脈血流エコー行い、血流評価を実施しています。

創傷治療では持続陰圧療法を積極的に取り入れ、在宅下での治療を目指し、フットケアとともに患者さんのQOL維持を図っております。外科的血行再建や切断に関しても江戸川病院・杏林大学医学部付属病院と連携を図り、専門的な治療を行います。

また、当院では2016年4月からの透析患者さんの下肢動脈疾患重症化予防加算の施設基準を満たしており、下肢血行再建後にはLDLアフェレーシスを併用した治療を行っております。
非透析患者さんのLDLアフェレーシスも行っておりますので、必要な患者さんがおられる場合はご相談ください。

そこで当院ではフットケアチームが定期的に足の観察と爪切りや胼胝・ウオノメなどの手入れ(フットケア)を行っています。当院が作成したオリジナルのリスク分類はフットケアの分野でも評価されており、他施設のモデルにもなっています。このリスク分類に添って足病の予防と異常の早期発見を行っています。また、傷ができた場合には傷の処置について経験が豊富な院長を中心に院内で対応しています。
専門的治療が必要になった場合は東邦大学医療センター大橋病院循環器内科や杏林大学医学部附属病院形成外科と連携をとっています。

日帰り血管治療について

日帰り血管治療について

透析治療を受けるためのパスキュラーアクセスは非常に大事にしなければなりません。当院では専門医がPTA(経皮的血管内拡張術)、シャント手術、長期留置カテーテル挿入術などの治療を日帰り治療で行っております。日帰り手術ができない人工血管や動脈表在化に関しては必要に応じて連携している病院をご紹介します。

当院で行える日帰り血管治療

  • 1 PTA (経皮的血管内拡張術)
    この治療は細くなったシャントやグラフトの狭窄部位に対して行います。狭窄部位へ管を通して血管の内側から風船(バルーン)を用いて広げる治療です。
    (30分~1時間程度で終了します)
  • 2 内シャント造設術
    皮膚切開し動脈と静脈を繋ぎ合わせる手術です。動脈の血液が静脈に流れ込み血管が太くなることで透析するための針が刺せるようになります。
    (1.5時間~2時間程度で終了します)
  • 3 長期留置型カテーテル挿入術
    心臓に戻る太い血管にカテーテルを挿入し、体の中に埋め込むことで抜けないよう長期にわたって使用するための手術です。透析の開始時にはカテーテルと血液回路を直接接続するだけなので、穿刺のような痛みはありません。
    (1~2時間程度で終了します)

バスキュラーアクセスについて

当院では専門医が下記のバスキュラーアクセス関連の治療・検査を行っております。対象患者さんがおられる場合はお気軽にご相談ください。

治療内容 手術日
内シャント造設術 随時 ※入院の必要なし
PTA(経皮的血管内拡張術) 月・火・木・金 13時〜
長期留置型カテーテル挿入術 随時 ※入院の必要なし
シャントエコー 随時

バスキュラーアクセス関連の治療・検査について詳細はお問い合わせください。

特殊血液浄化療法

LDLアフェレーシス

下肢血流障害から起きる難治性の傷に対して、二重濾過血漿交換療法(DFPP)を用いてLDLや高分子量物質を除去し血流を良くする治療をしています。

「旭化成メディカルホームページより引用」

腹水濾過濃縮再静注法(CART)

肝硬変などでお腹にたまった腹水を抜き、ためた腹水を濾過濃縮して必要なものだけ選択的に体内に戻します。

「旭化成メディカルホームページより引用」

白血球除去療法

重症な潰瘍性大腸炎で薬の効果だけでは症状が良くならない場合、活性化された白血球の除去を行い悪化させないことが必要です。この療法では、活性化された白血球を除去します。

免疫吸着療法(慢性関節リウマチ、SLEなど)

血漿分離を行い分離された血漿を選択的カラムに通し、病気の原因物質を選択的に吸着して除去します。

血液吸着(β2-MG、肝不全物質除去など)

血液を直接にそれぞれ除去したい物質を専用のカラムに通すことで、アミロイドの原因となる大きさのタンパクやタンパクに付着して除去できない毒素を選択的にカラム内の物質に結合させて除去します。

外来での透析導入について

腎障害が進行して外来での透析導入や慢性期の管理を専門の常勤医師、看護師、臨床工学技士、栄養士で連携して行っております。透析導入後も同様の医師はじめスタッフにて治療を継続します。
初診の患者様はもちろんのこと、ご紹介患者様、近隣での方で、すでに大学病院などで診断、治療を受けている患者様などお気軽に受診してください。

在宅との連携

当院では、通院で外来診察をお受けになれない患者さんのために、定期的にご自宅あるいは療養施設に医師が訪問し、安心して自宅療養ができるようにするための訪問診療サービスを行っています。
人工透析が必要な患者さんも在宅との連携により、院内で一環して対応することが可能です。

腹膜透析

腹膜透析とはお腹の中に透析液を入れて腹膜を利用して血液をきれいにする血液浄化療法です。
ご自身またはご家族の方によるバック交換が1日に数回あります。
当院では腎臓内科専門医が管理し、訪問診療も行っており安心して自宅で腹膜透析を行うことが出来ます。
また、癌の末期を含めて終末期の PD ラストにも対応しております。

透析設備について

透析設備について

臨床工学技士長
村石州啓

透析中央監視システム

新しい日機装社製のベッドサイドコンソール、中央監視システムFuture Net Webを完備しております。個々の透析条件・透析実績・血液データ・CTR・薬剤・などのデータを一括管理し、各ベッドサイドに体重などの諸条件を連動させることで、より安全な透析治療を行っております。

透析液のクリーン化

ダイセン・メンブレン・システムズ株式会社の人工透析用逆浸透精製水システム(RO装置)を使用し、水質管理をしています。また、菌の発育を極力抑えるためA、B剤ともにドライタイプを使用しています。透析液供給のよどみをなくす配管(特殊技法)を採用して、菌の繁殖を抑えベッドサイドコンソ-ルには、微粒子カットフィルタ(エンドトキシン除去フィルタ)を2本装着しております。既に透析医学会が出している透析液水質基準のオンライン補充液の最高基準を達成しており、全ての患者さんにおいてオンラインHDF治療が可能です。

透析液供給装置・その他機器※

  • A 剤溶解装置

    DRY-50A 1台

    A 剤溶解装置

     

  • B 剤溶解装置

    DRY-01 2台

    B 剤溶解装置

     

  • 多人数用透析液供給装置

    DAB-NX 2台

    多人数用透析液供給装置

  • ベッドサイドコンソール

    DCS-100NX 51台

    ベッドサイドコンソール

  • DBB-27 1台(個人用)

     

    DBB-27 1台(個人用)

  • RO装置

    VCRシリーズ

    RO装置
  • エコー装置

     

    エコー装置

  • 骨密度測定装置

     

    骨密度測定装置

  • 血管脈派検査装置(心電図)

    VaSera VS-2000

    血管脈派検査装置(心電図)

お気軽に
お問い合わせください

患者さん一人一人密にコミュニケーションをとり、細やかなケアを行います。

身近でやさしい医療メディア MedicalDOC